サンタ業務を無事に終え、あっという間に過ぎ去ってしまった年末年始。
年末年始といえば帰省のシーズン。
我が家は共働きであるが、私の方が休みに入るタイミングが遅く、また休みの期間も短いため、妻が休みに入ったタイミングで妻が息子を連れて妻の実家に帰省。
私が休みに入ったら妻の実家にお邪魔して一泊させていただき、翌日に妻と息子を連れて私の実家に帰省する、という形を取っている。
「ママのじいじとばあばにおとしだまもらったよ！」
ようやく休みに入った私が妻の実家を訪れるなり、お義父さんとお義母さんから貰ったであろうお年玉が入ったポチ袋を手に嬉しそうに報告してくれる息子。
妻の実家から私の実家までの距離は、本来であれば高速道路を使って約1時間ほどの距離。
しかし、帰省シーズン真っ只中ということもあり、高速道路は大渋滞。
大人であればある程度は想定できることだが、まだ5歳の息子にはかなり厳しいはず…。
実際、去年の帰省で渋滞にはまってしまった時は我慢ができず、車内は大騒ぎになってしまった。
しかし、今回はそんな心配をよそに息子は妻が予め用意しておいたであろうお菓子を食べたり、今回の帰省中に妻の実家でしたことやこれから行く私の実家でやりたいことを話すのに夢中になっていた。
まるで去年の大騒ぎが嘘のよう。
こうして本来の所要時間の倍以上の時間をかけて無事に渋滞を抜け、私の実家に辿り着いた私達3人。
今回の帰省で私も、そして妻もまた一つ、息子のささやかな成長を感じたのだった。